vol.
06
K・D
老健そねざき
2019年入職
管理栄養士 リーダー
より良い栄養管理を実現するために。
やりたいことを提案できる職場です。
Interview
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実際の食事風景を目で見て業務に生かしていくこと。
以前は病院に勤めていたのですが、外来と訪問で栄養指導をしていたとき、目標の件数を達成するために1人に対して時間が割けないことがありました。栄養指導の対象の方以外の食事風景を見に行けなかったため、PC上で摂取量を見られても何をどれだけ食べたか、食べにくそうにしていたけれど何割食べられたとか、詳細が分からなかったんです。でも老健そねざきに来てからは、以前より食事風景を見られるので、より1人ひとりに合わせた栄養ケア計画が立てられるようになり、それがやりがいになっています。
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雇用形態に関わらず全員が働きやすい職場をつくりたい。
勤務時間の長さに関わらず、パートさんも含めて部署の職員全員が働きやすい環境にしたいといつも考えています。パートさんの中にはダブルワークされている方もいますし、プライベートとも両立できるように、時差出勤を取り入れたりパートも半休を取れるようにするなど、特養のリーダーと一緒に考えて進めています。また、栄養士が厨房に入る必要はないのですが、パートさんが休めるようにしたいのと、パートさんの気持ちを理解したいので厨房にも入るようにしています。
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話を聞いてくれる施設長の存在と自由度が高い職場。
すごくいい職場です。普通これだけ大きな施設であれば、施設長ってたまに来られて挨拶するくらいの関係性だと思っていたんですが当苑の施設長はスタッフの話をよく聞いてくれます。時間をつくって対面で聞いてくれるので、現場の困りごとやこれからしたいことなど相談や提案がかなりしやすい職場です。部署単位でも仕事以外のことも相談し合えますし、有休もみんなが取りやすいですし、自由度が高くて働きやすい職場が魅力だと思います。
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施設外での栄養指導も活発にしていきたい。
挑戦したいことはたくさんありますが、まずは施設以外にも居宅の方・独居の方や通所サービスに来られている方に対して、老健の管理栄養士として栄養指導・栄養管理を行っていくことです。食事を通して健康になる方が1人でも増えてくれたらうれしいですね。そのためには人員不足などの課題があるので、今ある業務をより効率化するなど、みんなで考えながら進めていきたいです。厨房にいる管理栄養士ではなく、どんどんフロアや施設外に出て、平成福祉会の管理栄養士の存在をもっとアピールしていきたいです。
プロフィール
K・D
管理栄養士 リーダー
老健そねざき
2019年入職
中学・高校はバスケットボール部に所属。健康寿命を延ばすためには食事面の自己管理が大切だと感じ、大学で管理栄養士の資格を取得。卒業後は急性期病院に勤務する。並行して健康診断での特定保健指導をスタートさせ、平成福祉会で働く先輩の誘いで以前から興味のあった老健に転職。栄養士の枠にとらわれず活躍する。
One Day Schedule ある日の一日
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9:00
- 出勤
- 朝礼を行う。前日からの変更点や連絡事項をメンバーで共有する。
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9:30
- 事務作業
- PCで発注を行うほか、ご入居者様の前日の食事摂取量を確認する。
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10:30
- 昼食の検品
- 異常はないか、適切に調理が行われているか、検食を行い記録する。
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12:00
- 巡回
- ご入居者様の食事風景を見に食堂へ。1人ひとりの様子を見て摂取量をチェックする。
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13:00
- 休憩
- 施設内の休憩室でご入居者様と同じメニューで昼休憩をとる。
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13:30
- 事務作業
- 個別の栄養ケア計画書を作成。15時のおやつの検食も行う。
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15:30
- 夕食の検品
- 昼食同様に検食を行い記録する。昼食から食事内容に変更があればPCに入力し、栄養量を計算し直して食事箋と食事札を発行する。
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17:00
- 夕食
- ご入居者様の食事風景を見に食堂へ。個々の嚥下能力や箸が進んでいる献立をチェックする。
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18:00
- 退勤
- 翌日の献立を見て納品物が届いているかチェック。アレルギーの有無も確認後、タイムカードを押して帰宅。
取材日:2022年9月