公務員からの転職は”天職”に

前職は公務員として働いていたのですが、細かく管理される仕事の特性が性分に合わず転職を決意。
昔からバスはもちろん、飛行機や電車など乗り物が好きだったという事もあり運転士になる事にしたのです。
八風バスを選んだ理由は、転勤が無い事と三重交通グループという事。
色々な場所を転々とするのではなく、一ヶ所で地に足を付けて働きたかったですし、安定企業で不安無く働きたいじゃないですか。
それが両立できるのは大きかったですね。

入社のタイミングで養成制度を活用して大型二種免許を取得、四日市市にある研修所で研修が始まったのですが、なかなかうまくいかない・・・。
ハッキリ言って”下手”でした。（笑）
免許を取るのが趣味で、元々大型一種免許は持っていたのですが、全く通用しない。
特に大型バスの車両感覚をつかむのに時間がかかりました。
でも研修を終え、乗務に就くにあたり、先輩運転士に”先生”としてしっかり教えていただいた事でめきめきと上達。
半年後には、ある程度自信を持って運転できるようになっていましたね。

現在は運転士として、路線バス・観光バス・スクールバスなど、様々な乗務に就いていますが、運転士の仕事は自分にとって”天職”だったのかなあって。
バスの運転士は、人の命を預かるという責任ある仕事ではありますが、その責任が重いからこそ得られる誇りがある。程よいプレッシャーの中、バスを走らせる毎日は、「自分に向いている」と思いますし、毎日すごく充実しているんですよね。
それにお客様との繋がりは、やっぱりこの仕事の魅力。顔見知りのお客様にこっそり差し入れをいただいたり・・・（笑）。
スクールバスの学校の生徒さんから、お礼の寄せ書きをもらったりすることもあるんですよ。

八風バスの良い所は、やっぱり”アットホーム”なところです。
派閥など無く、皆が協力して安全運行に努めるという環境は自慢できるところだと思います。
あと、お客様に恵まれている会社とも思います。
地元の常連様は本当にあたたかいし、スクールバスの学生さんからは元気をもらえる。
全国にバス会社はたくさんありますが、これほどの環境で働ける会社は無いと思います。
これからも、ご乗車いただくお客様の安全を第一に、運転士の仕事を自信を持って続けて行こうと思っています。