前職では、サッシ、ドア、引き戸、建具など水回りの建築資材のルート営業に携わっていました。女性が営業で工務店を担当するのは、珍しかったかもしれません。建築業界とのそもそもの接点は、大工や建築資材の販売をしている親戚がいたことです。大学こそ建築とは無縁の学科で学びましたが、ゼロから何かをつくり上げる仕事に関心を持っていたこともあり、この世界へ飛び込みました。ただ、本音では営業がしたかったわけではなく、現職同様に事務系の仕事をしたかったのが、実際のところ。とはいえ、営業として当社を担当したことで、総務を募集していると声をかけてもらえたので、人生何があるかわかりません。営業を続けるか、まったく違う職種をするかを選択するかの節目と考えていた年齢で声がかかり、「これは運命!」と感じたことも入社の後押しとなりました。