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ココイチの賄いが食べたくてアルバイト開始。店長になった当初の経験は財産です。
ココイチとの出会いは、私が高校2年生のときまで遡ります。以降、大学卒業するまで6年間アルバイトとして、ココイチでお世話になりました。アルバイトを通して、学校の授業や部活では学べないことをたくさん学べて人間として成長できたと思います。大学卒業後もアドバンスで、今度は正社員としてお世話になれれば立派な人間になれると考えて迷わずに応募しました。実際に入ってみて、アルバイト時代も責任を持って取り組んでいたものの、アルバイト時代とは責任の重さの違いを痛感したのを覚えています。大津におの浜店で店長に就任してからは面接にも携わるようになり、自分の判断で合否を決定することに社員になったとき以上に責任の重さを感じました。食材の発注に関してもそうですね。月に何百万円もの仕事を担うことに改めて「自分は店長なんだ」と身が引き締まったときの気持ちを忘れることはありません。初めての店長のときは20代前半でした。学生のメイトとは年齢が近く、普段は友人のような感覚ではあるものの、当然仕事になれば店長とメイト、その使い分けを店長になったばかりのころは大いに戸惑いました。その戸惑いはメイト側にもあったようですが、フレンドリーに接したいのを堪えて、店長として接してくれたおかげで、オンとオフのメリハリを上手に切り替えられた関係を築けたように思います。