インタビュー
大西 美智子

やりがいのある仕事、支えあう仲間、そして笑顔の利用者さま。ここで、いつまでも。

大西 美智子
倉敷藤戸荘 / 看護師
2016年入職
プロフィール
PROFILE
入職以前には、病院で20年ほど看護キャリアを積む。倉敷藤戸荘には母親が入所しており、面会のたびに穏やかな雰囲気を感じていたことがきっかけで、入職を決意した。看護師による処置の機会が多い環境は、前職と比べても違和感なく、ひたむきに業務に邁進している。
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忙しいけれど、充実感のある職場。信頼できる仲間がいるからがんばれます。
倉敷藤戸荘で暮らす利用者さまの健康管理に従事しています。点滴や胃ろうといった医療処置に加え、バイタルチェック、食事量の管理、口腔ケアなど幅広い業務にあたっています。月に10回ほどまわってくる日勤リーダーの日には、90名以上いらっしゃる利用者さまの検温記録や食事量の確認を行い、異常がないか判断。たいへんな仕事ではありますが、病院勤務のとき以上にたくさんの利用者さまとふれあえる喜びがあります。最近、加わった新人看護師の指導にも取り組みながら、みんなで一丸となって業務をこなしています。
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幸せを感じる瞬間を切り取れば、そこには家族のような時間がありました。
転職後、印象的だったのは、お祭りや流しそうめんといった月々の行事が盛んに開催されたり、皆さんが一緒に食事を摂ったりすること。食事どきのホールで処置を行っていると、まるで本当の家族のようなふれあいを感じることができます。とはいえ「ありがとう」という言葉から受ける印象は、まったく変わらずうれしいもの。だからこそ、利用者さまとのコミュニケーションは大切にしたいですね。寝たきりの方や胃ろうの方は、名前を呼んでも返事を返せないことがありますが、処置を始める際は必ず声かけをするようにしています。
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若い世代から学ぶことも。小さな変化も見逃さず、ケアの中身に反映させたい。
倉敷藤戸荘では、年代もさまざまな8名の看護師が働いており、みんなが明るく、仲よく業務に取り組んでいます。仲間の仕事ぶりのなかでも特に記憶に残っているのが、入職直後の出来事。看護の道を歩み始めて間もない20代の同僚が、利用者さまの些細な変化を見逃さずに緊急搬送を要請し、窮地を救ったのです。長らく病院で勤めてきた私もその観察眼には感心し、大いに刺激を与えられました。今後も目の前の業務一つひとつに集中し、確認をおろそかにしないことで、より信頼の置ける医療サービスを提供していきたいですね。
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フラットな職場環境が、利用者さまを思う気持ちを後押ししてくれます。
福寿会に転職してきて約3年が経ちますが、ここに骨をうずめたいと思えるほど穏やかで働きやすい職場だと感じています。人間関係のよさはもちろん、気軽に意見を交わせる風土も自慢のひとつ。現場で気づいたことや改善要望があれば、必ず上司が耳を傾けてくれており、休日状況が改善されるなど具体的な成果も表れています。今後は、職員が参加しやすい行事が増えるとうれしいですね。利用者さまのことを一生懸命に考え、進んでコミュニケーションが取れる方であれば、心配はいりません。ぜひ一度、雰囲気を確かめにきてください。

FLOW

8:30
出勤・朝礼
この日は日勤リーダーとしての勤務。体調変化など個別の状況について、夜勤明けの職員から申し送りを聞きます。
9:00
点滴・検温記録の確認
点滴にまわった後は、別の看護師が行った約90名分の検温記録に目を通していきます。
10:00
巡回・処置
食事量の記録や喀痰吸引などを行いながら、フロアや居室を巡回。自ら利用者さまの様子を確かめます。
11:30
診察同行
クリニックの医師と利用者さまのもとをまわり、診察記録をカルテへ記入していきます。
13:00
休憩
14:00
巡回・処置
午前中同様、処置と記録にあたります。
16:00
申し送り
夜勤職員の出勤に合わせて、当日の申し送りを行います。
16:30
事務作業・現場対応
日誌や記録をつける一方で、現場から声がかかれば、リハビリ中のけがの対応などに向かいます。
17:30
退勤
この日の業務は終了。お疲れさまでした。