スタッフインタビュー詳細

利用者様には、予定に捉われず自由に過ごしてもらっています。

小嶋 恭子
2011年 入社
職種:介護職員
役職:リーダー
部署:グループホームみやび
私たちが、利用者さんに「ありがとう」と言っています。

以前は特養に勤めていました。特養でもヤリガイをもって勤務していましたが、認知症の方とじっくりコミュニケーションが取れる、グループホームで働いてみたいという想いがありました。そんな中、「みやび」の求人を見つけて、ユニット9名の小規模グループホームであるここなら「自分がやりたい介護をできるのでは」と思い、転職を決意しました。

「みやび」の一番の魅力は自由度の高さ。ある程度の目安はありますが、お食事も決まった時間にみんな揃って食べるのではなく、多少遅れても気にしない!というのがここのスタイル。まるでご自宅で生活しているように、食べたい時に食事をして。散歩に行きたいから散歩に行く、雨が降って外出できないから歌でも歌おうといった利用者様の「やりたい」気持ちを第一とした生活を送っています。

また、家事や掃除など身の回りの事をするにも制限はありません。火や包丁を使った料理や針での縫物など、利用者様ができるならその範囲でやってもらいます。
ここでは「自分でできることはやっていただく」。だから利用者さんに「ありがとう」と感謝されるのではなく、私たちが「○○してくれてありがとう、助かった」と利用者様にお礼を言っています。初めて「みやび」に来た方は「介護職員はもっとお世話しないの?」と思うかもしれませんが、利用者様のイキイキとしたお顔を見ると「こういうサポートもあるのか」と感じていただけます。

性別や世代問わず、幅広く活躍できる環境が整っています。

1ユニット9人に対して日勤の介護職員は3名ほど。世代は20代から70代まで幅広く、男女共にイキイキと活躍している職場です。
時間に追われ過ぎると、こちらの動きも落ち着かなくなりますし、利用者様も職員のそんな気持ちを察知してしまうので、時間に追われ過ぎないのが大切。
私たちだって自宅で過ごすなら自分のペースを保ちたいですよね。そんな気持ちをぜひ汲み取ってほしいと思います。
例えば、料理をしていて利用者様が調味料の分量を間違えてしまっても「あらら、間違えちゃったね。でもこれはこれで美味しいからいいよ」と言える心のゆとりを大切にしてほしいです。
利用者様とは座ってお話をする時間もあるので、その中で色々お話をするのも仕事の1つ。向き合う時間を掛けた分だけ、利用者様との信頼関係を築けますよ。
ここでは介護技術よりも、利用者様が楽しく生活するためのコミュニケーションが大切です。掃除もスタッフがするのではなく、利用者様が自分から掃除をしてもらうにはどうすればいいかな?など、工夫しながら利用者様と一緒に楽しめる方が良いのではないでしょうか。ここでは自由度が高いため、経験豊富な方には、一見すると介護の仕事として物足りなさを感じるかも知れません、そういった部分では未経験の方が素直に馴染めるかもしれませんね。経験者の方も一度取り入れた介護の常識を隅に置いておき、ここの雰囲気に慣れていってくれたらと思います。

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