ガスの世界を知り、
日々の生活に「立体感」が生まれた

街歩きをしながら人々の暮らしを見ることが好きで、いつか街づくりを支える仕事に就きたいと思っていました。フジガスは本社がかつて住んでいたところから近い場所にあると知り、親近感を覚えたことが応募するきっかけです。

当時はほかにもインフラ事業を手掛けている企業をいくつか検討していました。その中でフジガスを選んだ理由は、他社にはない実験的な取り組みに挑戦している姿勢に興味をそそられたからです。「面白そうなことに自分も携わってみたい」と、入社への思いが強くなりましたね。また、半世紀以上に渡って地域の生活を支えてきた歴史を知り、信頼できる企業だと感じました。

私が担当している営業企画では、災害に強い「LPガスの発電機」と燃焼時排出されるCO2をカーボンクレジットでオフセットした「カーボンニュートラルLPガス」の販売、そしてそれらを組み合わせた新規事業の企画など、フジガスが取り組む二大新規事業に携わっています。

2020年のカーボンニュートラル宣言以降、CO2排出量の削減に取り組むため、太陽光発電などオール電化が推進される一方で、気候変動により災害が多発し停電被害が増えています。そこで、当社が扱っている「LPガス発電機」と環境に優しいLPガスへを組み合わせたソリューションや温室効果ガス排出量の可視化から、各種プロモーションの支援等のトータルコンサルティングとしてBtoBでご提案し、クライアント企業の脱炭素経営の達成をお手伝いしています。

入社直後は知識や経験がなく、仕事で置いていかれるのではないかという不安がありましたが、当社にはLPガスだけでなく発電機などの取り扱い商材について熟知しているエキスパートが何人もいます。業務でわからないことを尋ねたときは、周りのスタッフが「そのことならあの人が詳しいよ！」と誰に質問すればいいか教えてくれるので助かっています。また、新規事業であるカーボンクレジットに関する定期的な社内の勉強会、外部講師を招いた研修といったサポートのおかげで必要な知識をしっかりと身につけることができています。

仕事のやりがいは、コツコツと蓄えた知識や情報を使ってアイデアを具現化できたときです。例えば新規の事業案を考えるときに、自分の中で積み重ねた知識を組み合わせて何かひらめくと、点と点がつながったようで嬉しくなります。知識や情報を自分の武器にできるように、これからもたくさん吸収していきたいです。

フジガスに入ってガスやインフラの仕組みを知り、私たちの生活が成り立っている影でどのような人々が頑張っているのかを深く知ることができました。そして、そのことを感じながら日々を暮らすことで、自分の生活に「立体感」が生まれたような気がしています。毎日の生活と密接に関係している仕事は、必ず自分の人生に役立つと思うので、ぜひ入社して体験してほしいですね。