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決められたサイズに近づけていく作業は、手で行います。
機械オペレーターとして勤めていた印刷工場の経営悪化を機に、転職を考えました。営業職は向いていないと思い、工場で働きたいなと探していたところ、自宅から近い『大阪フォーミング』を見つけて応募しました。作っているものは全く違いますが、同じ機械オペレーターの募集だったので何とかなるかなと。実際、入社した時の第一印象は、「頑張れば何とかなりそう」だったのですが、ねじやナットの製造は想像以上に奥が深く、入社10年目の今もまだ分からないことが多くあります。製造はもちろん機械がしますが、決められた寸法に製品を仕上げるためには、手作業での調整が欠かせません。0.01ミリ単位で誤差を調整していく過程は緊張感がありますね。分からないときは先輩に聞きながら、2台の機械を1人で担当して作業しています。