株式会社ファノバ 採用ホームページ [採用・求人情報]

求人検索

スタッフインタビュー詳細

浄水場は、人々の暮らしが見える仕事。自身の成長が、会社の成長につながるやりがいがあります。

設備管理(大阪府内上水施設) 2015年入社

妹尾 地洋

とても身近なのに、まったく知らない水道水の世界。

もともとSEの仕事をしており、現在のような業種はまったくの門外漢でした。それでもやってみようと思った理由は、公共インフラに関わる社会性の高さにあります。未経験のまま飛び込むとたくさんおどろくことがあり、たとえば私が働く「太中浄水場」では地下150m以上の深さから水を汲んでいますが、そのままでは飲めません。取水した水は鉄分や養分を含んでいるため濁っていて、においもあります。薬品を用いて汚れを取り除き、さらにろ過することで、安心して飲める透明な水道水になるのです。私の仕事は、取水から地域に配水するまでの工程を監視する役目。PCに送られてくる情報を大きなモニターに映し、各工程で使用する機械に異常がないか、配水する量が適切かをチェックしています。日勤なら3名、夜勤なら2名でチームを組み、複数の目で監視しているので、コミュニケーションを取る機会も多いです。特に水道の利用がほとんどない深夜帯は業務に余裕が生まれるため、軽く世間話をすることも。そういう環境があるので、職場の先輩たちともスムーズに馴染めました。

暮らしが見えるからこそ、支えている実感がわきます。

浄水場で働いているので、直接地域の方のお顔を見ることはありません。しかし、1日の水道水の使用量の推移を観察していると、人々の暮らしぶりが見えてきます。年末年始や大型連休はだいたい使用量が減りますが、これは日中の間どこかへお出かけされているためです。また、テレビの人気番組が放送を終えると急に使用量が増えます。自分の仕事が、地域の生活にリンクしていると実感できるから、やりがいがありますね。浄水場内の業務の幅も年々拡大していますので、資格を取得して私自身の幅も広げています。個人の成長に会社も積極的で、現在チャレンジしている電気主任技術者の取得にかかる受験費用や参考書代、交通費などを社内規定に則って補助してくれます。取得すれば技術手当も支給されますし、意欲がなくなることはありません。それ以外にも、Excelに強いメンバー同士で、手書き書類をなくしPC管理の比率を上げることで業務効率化を図る取り組みを自主的に始めました。仕事が楽しく、気の良い仲間たちに囲まれているので、毎日充実しています。定年まで働きたい職場に転職できてよかったです。

PAGE TOP