荒木真衣
Mai Araki

Staff interview

02

社会人としての責任を「予習」できる環境が、
エデュバイトにはあります。

研究生活との二足のわらじで
個性派揃いの京大北教室をまとめあげる。

京都大学大学院 人間・環境学研究科修士課程2年生。大学院で中国語の音声認識について研究するかたわら、2016年4月からエデュバイトを始める。特に優れたプロジェクトを披露する「エデュバイトグランプリ※」に登壇した実績を持つ。
(※年に一度開催。ゴールフリーの各教室がプロジェクトの成果を発表する)

「おもしろそう」から始めたエデュバイトで<br>持ち前のリーダーシップを発揮。

「おもしろそう」から始めたエデュバイトで
持ち前のリーダーシップを発揮。

大学院に進学後、人に思いを伝える力、説明する力を養いたいと考え、教育系のアルバイトを始めることにしました。 授業のみならず、教室運営のプロジェクトにまで携わるエデュバイトの取り組みについては、単に「おもしろそう」という印象が先行していたのですが、もともと周囲を引っ張っていくことが好きだったこともあり、「やるからにはグランプリを目指そう」と宣言。 その決意が責任感やモチベーションにつながり、研究生活との両立が可能になったように感じています。時にはエデュバイトが終わってから学校に戻り、実験や論文の執筆をすることもありましたが、 自分なりにメリハリをつけて日々を過ごしていました。

生徒に接するときも、切り替えの大切さを伝えるように心がけています。私は高校生を中心に受け持っているのですが、日頃は無理な課題を与えるようなことはせず、受験が目前に迫ってくればバンッと切り替えて勉強に集中してもらう。せっかくの青春時代は思いっきり楽しんでほしいですから。

会員数増加の目標に<br>ブランディングの手法でアプローチ。

会員数増加の目標に
ブランディングの手法でアプローチ。

教室運営にあたっては「どうすれば楽しい教室になるか」を常に考えていました。私がリーダーを務めた会員数増加プロジェクトでも、ビラまきのような広報戦略に頼るのではなく、コーチの質を高めることで「みんなが通いたくなる教室づくり」を目指しました。ブランディングの面から周辺の競合との差別化を図った形です。 

開始当初は障壁もありました。経験年数の長い人にはそれなりのプライドがありますし、その一方で新人さんは遠慮がち。コーチの約8割を京大生が占める事情も手伝ってか、新たなプロジェクトで教室を活性化するのは容易ではありませんでした。それでも、教室運営についての発言の場を設けたり、生徒向けに『京大北公式ブック』を発行したりするなど 、粘り強く行動するうちに熱意が伝わったらしく、コーチ同士の連携が密になっていくのを肌で感じることができました。数字だけを見れば必ずしも満足のいく結果とはなりませんでしたが、幸いにも一連の取り組みが評価され、ゴールフリーの各教室がそれぞれのプロジェクトを競い合うグランプリへの参加が決まりました。

教室運営の取り組みが認められ、グランプリに登壇<br>エデュバイトでの経験を生かして新たな道へ。

教室運営の取り組みが認められ、グランプリに登壇
エデュバイトでの経験を生かして新たな道へ。

グランプリ当日のプレゼンには、ほかの教室との違いを明確にするため、人気お笑い芸人のネタ を盛り込むなど、笑いの要素を前面に押し出しました。結果は会員数部門の3位でしたが、会場のウケもまずまずで、少なくとも独自性は打ち出せたと感じています。研究生活と並行して続けてきたエデュバイトで、もっとも達成感を覚えた瞬間でした。

改めて振り返ってみると、エデュバイトの特長は社会人として持つべき責任を学生のうちに体感しつつ、さまざまなことに挑戦できることだったように思います 。自分の取り組みによって教室が変わっていく様子が分かるので、やりがいも十分。この春からの勤務が決まっている広告会社でも「予習」の成果を生かし、発言力、リーダーシップのある人材を目指していきたいですね。そして、ゆくゆくは子どもの潜在能力を引き出したり、親子が楽しく生活できる環境を整えたりといった、子どもにまつわる事業にも関わることができればと考えています。