仕事をするうえで心がけているのは、デザイン性です。前職では外装、見栄えに関するものに携わっていなかったので、目に一番つくようなものを設計するにあたり、やはり実際見たときのカッコよさ、これを付けたいと思って買われるわけなので自分自身でもカッコいいと思えるものをまず目指しています。もちろん、機能性も損なうわけにはいきませんので、デザイン性と機能性を両立させることが大切です。仕事の流れとしては、企画部署からオーダーが入ってくるので、具体的にどのようなものが取りつけられるかを検討・設計していきます。その中で仕入れ先が決まり、「こんなものは作れますか?」と相談しながら作っていくという感じです。設計者というと淡々とPCに向き合うイメージがあるかもしれません。実際私もそう思っていましたが、仕入れ先がどのように製作しているのかを見学したり、自動車工場のラインを訪問したりと画面上だけでは知り得ない生の情報に触れるのは技術エンジニアとしてプラスに作用すると感じています。DBCはそうした点に恵まれた環境だと言えるのではないでしょうか。
技術エンジニア
前職は愛知県で自動車関係の設計をしていました。妻の住む関西で、前職と同じ自動車関係の仕事がしたくDBCへ転職。入社後に驚いたことの一つは、かなりハードだった前職では難しかったワーク・ライフ・バランスがしっかり取れることです。もちろん、繁忙期はあるものの、定時で帰れるときも多くオンとオフのメリハリがつけやすいと思います。実は、自動車以上にバイクが好きなんですが、好き過ぎるものを仕事にすると嫌いになってしまうと聞いたことがあり、自分の好きなものに関わりつつ、一番ではない距離感がちょうどいいのではと考えたことが、自動車関連の設計者になった理由です。現在は、海外車種に装着する用品、追加で取り付けるアクセサリを開発しています。具体的には、フロアマットやラゲージのトレイなどの内装部品、外装部品でフロント・リア、バックドアスポイラーとか、カーカバーのような一般用品、あとはガーニッシュといったメッキで見栄えを良くする装飾品です。3DCADで設計しています。
子育てとの両立に理解がある会社だと思います。私自身が結婚を機に転職し、子どもができ、子育てを経験する中で会社の一階に保育所があること一つとっても会社の子育てに対する姿勢を感じられました。1ヵ月程度育休を取らせてもらいましたし、私のほかにも男性で育休を取得した人もいます。子どもが熱を出して当日急に休みを取らねばならず気が引けているときでも、「子どもにしっかり付いていてあげて」と優しい言葉をかけてくれるような人ばかりです。フレックス制度もあり、朝はいつも妻と一緒に家を出て子どもを保育園に送り届けてから、始業時間を少し回った時間に出社。本当に助かっています。男女ともに活躍できる職場なのは間違いありません。DBC本社は食堂こそないものの、仕出しのお弁当が注文できますし、徒歩数分の最寄り駅周辺には飲食店やスーパーがあってランチに困ることはありません。設計者としてずっと同じところに箱詰めではなく、外の空気を吸えるのはとても新鮮に感じました。お昼休みに近くの郵便局に行けるのも便利です。