親しまれる施設をつくるとともに、地域へ飛び出し、在宅復帰を広く支援していきたい。

七川 大樹

介護老人保健施設だいせん 理学療法士 主任 2009年入職

PROFILE

大学の先生の勧めで施設を見学したことをきっかけに、2009年に新卒で「介護老人保健施設だいせん」に入職。現在は主任を務め、リハビリ業務を担当しながらスタッフの指導や地域活動など幅広く活躍している。

DAIKI SHICHIKAWA'S INTERVIEW 七川 大樹さんインタビュー

01一人ひとりと長く関われる施設でのリハビリに魅力を感じて入職。

理学療法士を目指した最初のきっかけは、高校の先生から「就職率100%の資格があるよ」と聞いたから(笑)。ただ、調べていくうちに、スポーツ分野や介護現場、病院など多岐にわたって活躍できると分かり、可能性を感じて進路を決めました。大学の実習では病院に行って急性期・回復期でのリハビリを経験させてもらいましたが、早期退院を進めているため一人ひとりと関われる時間がさらに短くなっていくと聞き、ある程度長期でその方の人生に関われる施設を希望して、だいせんへ入職しました。現在は1階の通所、2・3階の入所フロアで利用者様10名程度を担当してリハビリ業務にあたりながら、定期的に訪問リハビリも行っています。

02在宅復帰をさらに支援できる地域活動にも注力しています。

日々、利用者様の自宅に帰りたいという思いを叶えることがやりがいになりますが、ここ最近、地域活動が私にとって大きくなってきています。月に1~2回のペースで行う地域活動は、自治会館などをお借りして地域に暮らす方々へ向け、転倒予防などのテーマについて無料でお話しさせてもらいます。今では自治体の側から声をかけてもらえるほど認知いただけるようになり、地域へ飛び出して活躍できること、地域に広く貢献できることにやりがいを感じます。どちらかというと人前で話すのは苦手だったのですが、地域活動の場面が増えてきたことで無理なく話せるようになってきました。今は私一人で行っていますが、将来的には何人かでしていきたいですね。

03利用者様の希望を聞き取り、一緒にゴールを設定していく。

利用者様の意見や要望をしっかり聞くことは、日ごろから心がけています。施設での生活を改善したい人もいれば、自宅へ帰ってしたいことがある人もいらっしゃるので、たとえば、最低限トイレだけは一人で行きたいといった希望をきちんと聞き取ってから、目標なりゴールを一緒に設定し、そこへ向かってリハビリに取り組んでいきます。認知症の方は病気のせいで攻撃的になることもあるので、リハビリが進めにくいと感じる場面もあります。そういうときは、リハビリを提供する時間帯を変えるのも1つ。それだけで気持ちよく取り組んでもらえるときがあるので、いろいろな目線に立って仕事をできるのは、施設で働く難しさでありおもしろさでもあると思います。

04私自身が頼れる上司になれるように。

新卒で入った1年目は、教科書的な学校での学びとの違いに戸惑うこともありました。先輩に教えてもらいながら徐々に慣れていくのですが、上司の方に支えてもらって成長できましたし、続けてこられたと思います。まだ役職について数年ですが、私自身がまたそういう上司になれたらいいなと思っています。新卒で入ってくる子は特に1年目はしっかり教えながら、悩みごとがあったらすぐに相談にのって一緒に解決していきたいですね。また、今年度から本格化させている地域への発信をさらに積極的に行うことも目標の1つです。近隣の地区の方々とお話ししながら、地域に愛される施設をつくっていきたいですし、住み慣れたご自宅で長く生活いただけるよう、地域活動の中で指導・助言していければいいなと思います。

05サポート体制が整った環境で、一緒に頑張りましょう。

今は人数も増え、しっかり希望休を取ってもらえるようになりました。小さなお子さんがいるスタッフも多いため、急な発熱でお休みしてもサポートできる体制を整えています。ママになってもワークライフバランスをしっかり保ってお仕事してもらえる環境です。また、法人内でここのほかにも2施設でリハビリを行っているので、別の施設にヘルプでいくこともあればヘルプに来てもらうこともあり、そういった体制も法人ならではの魅力かなと思います。病院での経験をお持ちで初めて介護施設に来られる方も、介護報酬など制度の面も細かくお伝えしながら一緒に働けるので、安心して来てください。

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