スタッフインタビュー詳細

一歩踏み出す勇気さえあれば、人の違った一面が見えてくる。

看護アシスタント
2011年入社
その人らしさを大切に考えて、いろんな方法を試しながら。

(看護アシスタントの)具体的な仕事内容は、入浴介助・食事介助・おむつの交換など、身の回りのお世話全般です。また、患者様のお部屋のお掃除や、ベッドのシーツ交換など生活のサポートもおこなっています。

こころあ病院で働きはじめてまもなく9年目になりますが、入職した当時は「精神科」がどういうものか予備知識がなかったので、仕事に慣れるまでは苦労もありました。患者様にも、その日その日の気分というのがありますし、見ているだけでは患者さんの人となりや体調までわからないので、積極的に話しかけて、この方はこういう特徴があるんだ、今はこんなふうに考えてるんだ、ということを知るように心がけたり、最初は先輩がやっていることを真似してみて、慣れてきたら自分なりにアレンジを加えてみたりといった具合で、いろいろな方法を試しました。

人というのは、やはり見ているだけでは全部はわからなくて、「怖そうな人なのかな」と思っていた患者様も、会話をしてみると意外とお話好きなんだな、と感じるところもあったり、楽しい、嬉しい発見がたくさんあります。たとえば身の回りのお世話ひとつするにしても、淡々とこなすのと、会話をしながらこなすのとでは、患者様も、そしてこちらの気分もずいぶん違うので、楽しくおしゃべりしながら業務に取り組むのがというのが私のスタイルです。

まだまだ成長過程。今は仕事が楽しくて、嬉しくて仕方ない!

現在、私が担当する3階のフロアは、看護アシスタント9名に対して、患者様は全員で50名程度いらっしゃいます。こころあ病院には「たまご倶楽部」という新人さんの受け入れをおこなうプロジェクトがあり、3階がその実施フロアです。未経験で入られた方や新人の方を卵から孵化させて、雛から立派に羽ばたいていけるように看護師と看護アシスタント全員で、新人さんのことを考えながら指導育成しているので、私たち仕事を教える側もきちんと連携しながら、一人に仕事が集中しないようにということを常に心がけています。新人さんのうちは失敗も当然ありますし、思い悩むことも多いので、情報も全員で共有して、新人さんの負担を減らせるように努めています。このプロジェクトが発足してからは、離職率もぐっと下がり、全員がよりいきいきと働けるようになりました。たまご倶楽部のなかには、体験入職制度も内包されており、まずは環境に慣れたあとに、どんな仕事をするのか、どんなことができるのかなども、きちんと自分で見極めてもらっています。

仕事のことを含め、普段からコミュニケーションが活発なので、職場はとても明るい雰囲気です。年齢も幅広く、20~60代まで、皆わきあいあいとした雰囲気のなかで働いています。もともとこちらで働いていて、結婚と出産を経て、子育てが落ち着いてから職場復帰しているスタッフも在籍していますし、原則残業もないので、長く安心して働けるメリットの多い環境だと思います。

もともとまったく知らない間柄であった患者様や職員たちとお互いのことを知り、そして絆を深められると嬉しいですね。これからもいろいろな瞬間があると思いますが、日々いい仕事ができるように、成長したと実感できるように頑張っていきたいです。

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