スタッフインタビュー詳細

「どうすれば働けるかを一緒に考えてくれた」

生花装飾/パートスタッフ

A.S さん

スタッフの経歴
高校卒業後、ブックストアへ勤務。
結婚・出産のため退職し主婦業に専念。
お子様の手が離れてきたため、
空き時間を活用して「手に職」な職場で
スキルアップに挑戦中!

質問1. ご入社の経緯を教えてください。

子育てのタイミングで仕事を辞め、子供との時間を優先できるように専業主婦をしていました。
娘が保育園に入るタイミングで近くのスーパーでパートを始めたのですが、やり甲斐を感じられなくて…。

子供の手が離れたら、ずっと家にいるよりは勤めに出たいと思ってました。
自分のお小遣いや将来のために貯金したいと考えてもいましたし、働くこと自体は独身の頃から嫌いではなかったんです。
ただ、自分の働けるシフトだとほとんどレジに入っている状態で、ずっとこれを続けていて意味があるのかなと思うようになって。他のパートさんとも休憩室でしか話さないし、お客様とも次の方が並んでいるので会話らしい会話もなくレジをこなすのが、物足りないと感じました。

でも、スーパーを選んだ理由が、保育園の送迎がしやすい点とシフトの融通だったのでそう簡単に違う職場も見つからなかったんです。
正社員で働いていた頃もシフト制勤務でしたが、自分の都合だけで仕事が出来ていた頃とは違って、子供の体調不良とか保育園の行事も考えると、あまり条件に合う求人がなくて。

働き方の相談に乗ります、と言ってもらえたこともあり、ダメ元で話を聞きに来ようと思ったのがきっかけです。

質問2. 実際の就職相談はいかがでしたか。

簡単なプロフィールに応えて、希望の条件などをお話する流れでした。
それだけ言うと普通なんですけど、この会社のアドバイザーさんは、聞いてくれる話の中身が違ったんです。

どんな仕事がしたいかとか、どういう条件なら働けるかって、普通に面接に行けばどこの企業でも訊かれるし、一応は配慮しますねとも言ってもらえます。
でもこの会社は、まず「私がどんなことにやり甲斐を感じるか」というところをしっかり聞いてくれました。
そのうえで働ける条件、譲れないことなどを一緒に整理していってくれたんです。

話していると、私は「自分の仕事が誰かに喜ばれているのを実感できる」仕事がしたいんだと気付きました。
流れ作業や単調な業務、裏方で黙々と仕事だけをこなすのはあまり好きじゃないんです。
自分なりの工夫やアイデアを試せて、誰かに喜んでもらえて、その反応が目に見える仕事がいい。
もちろん、娘のことも大事なので、保育園のお迎えや家事の時間はある程度確保したい。

自分の仕事観と、ライフスタイルがはっきりしたことで、求人情報の見方はガラッと変わりました。

質問3. 今のお仕事はどのようにして決まったのでしょうか。

就職相談でまとまった私の希望や条件って、普通に求人を探してしまうと、まず無いんですよね。
時間ギリギリまで働くなら保育園の近くに限定されてしまうし、範囲を広げると働ける時間が短くなるので、そのうえで仕事の中身までこだわると本当に見つかりません。

アドバイザーさんも困るだろうなと思ったのですが、逆に、すごく熱心に色々な仕事を検討してくれました。
条件面が何とかなるならやってみたい仕事は何か。そのお仕事の大変な部分までちゃんと考えているか。
そうやって絞っていったお仕事の会社に、アドバイザーさんが交渉をしてくれたんです。

会社が募集している働き方より2時間短いシフトでしか入れないのに、私の仕事への姿勢や、家庭との両立をどう考えているかなどをしっかり伝えてくれました。
フラワーアレンジメントの経験はなかったですが、未経験からでも教えてもらえる環境と、身についたらお客様に直接喜んでもらえる仕事なのでどうしてもここで働きたかった。

仕事を覚えて、いつかはまた正社員として働きたいと思っていることをアドバイザーさんが伝えてくれて、シフトの時間よりも長い目で見て働けそうだからと採用になりました。

質問4. 今の目標や夢について教えてください。

まだまだアレンジメントの技術はないですし、お花の特性や気を付けないといけないことなど覚えることも多い状態です。

接客も、自分では上手くご提案できなくて先輩スタッフさんが話してくださってるのを、お客様と一緒になって「そうなんだ」と聞いてることもあります。
先は長いなと感じますが、それでも、すごく楽しい大変さなんです。

今の私にもできる簡単なアレンジメントでも、お客様と一緒に考えて形にしてお渡しすると、笑顔で「ありがとう」と言ってもらえる。花言葉や色合い、季節なんかでご提案は何パターンも変わっていくから、自分の知識や技術が増えればそれを実感もしやすいです。

少しずつかもしれないですがアレンジメントの技術をもっと磨いて、子供がもっと大きくなったら正社員になりたいと思っています。
いつか、娘の記念日に自分でアレンジした花束を贈れるようになったら素敵だなと憧れています。