INTERVIEW

スタッフインタビュー

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Y・Yさん
Y・Yさん

おいしい食事をより食べやすく。「今日もおいしかったよ」の言葉がやりがいです。

調理員

正職員 入社15年目

『ビアンエトール恭愛』を選んだ理由は?

実家の近くで働けることが、『ビアンエトール恭愛』を選んだ一番の理由。今は別のところに住んでいるのですが、入社当時は歩いて通える距離だったので、とても助かっていました。入社以前は居酒屋やレストランなど、さまざまな仕事場で調理を経験。ここに来る直前には1年半ほど病院で働いており、糖尿食、減塩食、アレルギー食などの調理を覚えました。お客さんがいて、一生懸命つくったものを提供して、喜んでいただいてという調理のやりがいは、病院でもレストランでも同じこと。しかし、せっかくだから病院で新たに身につけたスキルを活かしたいという思いにも駆られるようになり、福祉施設で働くことを決めました。

Y・Yさん

お仕事の内容を教えてください。

法人が運営する3施設「山愛」「第一博愛」「第二博愛」の食事の調理を一手に担っています。昼食と夕食は、ほぼ手づくり。すべての施設に必要な昼食は「山愛」で300食、「一博」と「二博」を合わせて260食程度なので、ピーク時には600食近く調理していますね。勤務は早出が6:20から14:20、日勤が9:30から17:30、遅出が12:00から20:30の3交替制。出勤時間によって担当するポジションが決まり、常に10人ほどが、調理、下処理(翌日の仕込み)、洗浄など、それぞれの持ち場で作業しています。食事形態は、「山愛」が高齢者向けの介護食で、「一博」「二博」と職員食は普通食です。

Y・Yさん

お仕事のやりがいを教えてください。

やはり自分が調理した食事を各食堂まで運び、利用者さんに食べてもらって、「おいしい」とほめられたときに、やりがいを感じますね。配膳はワーカーさんの仕事ですが、その様子を見守る間に利用者さんの生の声を聞かせてもらっています。お金をもらって働いている以上、「おいしい」という言葉のために調理にあたっているので、「今日のご飯、おいしかったわ」と言ってもらえることは、何よりの励みになっています。

Y・Yさん

お仕事をする上でどんなことを大切にしていますか?

食事を扱っているので、まず大切になるのは衛生面です。そのうえで、おいしくつくること。クリスマスやお正月といった季節の行事の際には、栄養士から「コストを抑えつつ、季節感のあるおいしい献立をつくりたい」という相談が寄せられることもあるのですが、そんな時こそ調理員の腕の見せ所です。調理時間や作業工程をすり合わせながら、主任のOKが出れば試作へ。実際に提供するまでの段階で、調理員に負担がかかる部分もありますが、利用者さんに喜んでもらえるならやってやろうと思えますね。また、たとえば食材の切り方ひとつを取っても、利用者様の食べやすさを考えて、以前より細かく刻まなければならないというように、調理の現場も変わってきています。私自身、長く勤めてきた分、利用者さんも年齢を重ねてきています。調理に求められるニーズの変化にしっかり対応しつつ、歯ごたえのあるものでも飲み込みやすいようにといった心づかいを徹底していきたいですね。

Y・Yさん

どんな雰囲気の職場ですか?

私が入社したときはほぼ女性の職場だったのですが、現在は逆転して男性が多いですね。最近、若い女性が2名入社して女性がまた増え、みんなで和気あいあいと仕事に取り組んでいます。働く上で一番大切なのは職場の人間関係だと思うのですが、希望休が重複した場合にはゆずり合ったり、お子さんがいる方を優先したりと、互いを思いやる関係が築けており、居心地の良い環境です。調理の進め方で意見が分かれるときもありますが、それを引きずることもないですね。

Y・Yさん

ズバリ、『ビアンエトール恭愛』の魅力は?

やはり、職場の人間関係の良さですね。加えて、慰安旅行が年に2回、永年勤続旅行も5年、10年ごとにあるのも励みになります。永年勤続旅行に関しては、翌年以降に持ち越すこともできるので、仲のいいスタッフとタイミングを合わせることも可能です。旅行期間中は出勤扱いになるのもありがたいですね。そのほか、毎年のリフレッシュ休暇や、年3回の賞与などもありますが、初めて求人を見たときには「本当かな?」と感じ、面接ですべて確認しました(笑)。聞いたところによると、福利厚生が充実している背景には、給与面以外の面でも従業員をねぎらいたいという創立者の思いがあるそう。理事長が代替わりした現在も、その方針は変わっていません。

Y・Yさん

これからの目標を教えてください。

利用者さんに「おいしい」と言ってもらえる料理を常に心がけて、もっともっと「『ビアンエトール恭愛』に行きたい」という方を増やせるように頑張りたいです。「あの施設はご飯がおいしいよ」って言ってもらえれば最高ですね。

Y・Yさん

このお仕事を目指す方へメッセージをひと言

同じ調理でも、これからの高齢社会を生きていくうえで、役立つ知識・技術が身につくのが、施設でのお仕事。和気あいあいとした職場なので、きっと楽しく働けるはずです。

Y・Yさん

SCHEDULE 一日の流れ

  • 出勤

    調理、下処理、洗浄等、その日の担当ポジションに入ります。

  • 昼食の調理

    栄養士から届いたレシピを確認し、昼食の調理を開始します。

  • 盛り付け、検食

    きれいに盛り付けられているか、アレルギーをお持ちの方に該当の食材が混入していないかなどを最終チェック。

  • 配膳

    でき上がった料理をワゴンに載せ、各食堂まで運びます。

  • 休憩(1時間)

    休憩室で同僚とともに昼食をとります。

  • 片付けなど

    乾いた食器を片付けたり、翌日の朝食の準備にあたります。ほかのポジションが忙しそうならサポートに回るなど、常に動いています。

  • 夕食の準備開始

    昼食同様、心を込めて調理を開始。イベントのときは特別メニューが提供されることも。

  • 配膳

    盛り付け、検食を行い、でき上がった料理をワゴンに載せ、各食堂まで届けます。

  • 退勤
Y・Yさん
Y・Yさん

調理員 入社15年目 正職員 子どものころから料理を食べるのもつくるのも大好き。高校時代に飲食店でアルバイトをしたことをきっかけに調理の道へ進み、20年近く調理一筋。居酒屋やレストラン、食のイベントなどさまざまな職場を経験し、約1年半の病院勤務を経て『ビアンエトール恭愛』へ。