Interview01 お客様から幸せをもらう、バスガイドの仕事
最近は「上高地」のツアーガイドをしました。秋の上高地は、紅葉がきれいな時期です。印象的だったのは、沖縄から来たお客様のツアーでした。沖縄では、あまり紅葉を見られないそうで、ちょっとでも紅葉が車窓に入ると、皆さん歓声をあげて喜んでくれました。社内がわーっと明るくなって、私もとても嬉しい気持ちになりました。
このようなツアーの前には、ガイド研修がおこなわれます。テキストと地図で勉強した後、観光地に実際にバスで向かいながら 、観光地の説明や、それを伝えるコースポイントを教えてもらいます。習ったことは自分でノートにまとめて、使いやすい資料にしていきます。その資料が、今回の上高地でも役立ちました。
Interview02 お客様の、楽しい記憶のなかにいるバスガイド
就職活動時は、特にやりたい仕事がありませんでした。「長野県で働きたい」「接客をしたい」「スーツを着て仕事をするイメージはない」などの希望を進路室の先生に伝えていたところ、薦められたのが「バスガイド」でした。
長野県にいれば、一度は聞いたことのある「アルピコ交通」という名前ですが、「バスガイド」という仕事については、よく知りませんでした。バスガイドは、快適なバスの旅を過ごしてもらうために一緒に乗って、長い時間をお客様と過ごします。お客様の楽しい記憶に入れてもらえる存在は、とても素敵だと思いました。
Interview03 雨で迎えたガイド初日。お客様のあたたかさに触れて。
初めてのガイドの仕事は、松本駅にお迎え→市内ホテルでお昼→松本城→長野市に送るというツアーでした。ドキドキで迎えた当日は、残念ながら豪雨。路線バスも大混雑でした。ルートも変わったことから、うまく話すことができずに終わってしまいました。お客様の前では明るく振る舞っていたものの、実は心のなかでは落ち込んでいました。
しかし、お客様に“初めてのガイド”と伝えていたこともあり、バスから降りるお客様から「楽しかった」「これから頑張ってね」などと声をかけていただきました。雨の旅行で残念なのはお客様なのに、こちらが励ましていただいたのです。
観光に向かうお客様は、にこやかな方ばかり。私自身もその幸せを感じながら仕事ができるのは、ありがたいことだと思います。
Interview04 心強い先輩方のアドバイスをもとに。自分の色を出していくガイドの仕事
バスガイド同士は仲が良く、休憩時間は賑やかに過ごしています。仕事中はひとりでバスに乗ってガイドをしますが、会社に戻れば先輩方がいるので心強いです。 複数のバスでツアーに行くときは、先輩のバスガイドと観光することもあるので楽しみのひとつになります。
バスガイドによって、ガイドのスタイルはそれぞれです。会話のように案内するバスガイドもいれば、観光先の詳しいところまで案内するバスガイドもいて、それぞれの色があります。ベテランバスガイドの先輩たちからは「自分らしいガイドスタイルを見つけてみてね」とアドバイスをもらっています。その自由さを、大変だと思うこともある一方で、楽しく感じられています。
ガイドのスタイルに正解はありません。 先輩たちの姿を参考にしながら、これから自分らしさを開拓していきたいと考えています。お客様の記憶に残る仕事ができれば嬉しいですね。
Schedule 1日のガイド業務の流れ(高山編)
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出勤~出発
7:00出勤
7:35出庫
7:45お客様を乗せて「飛騨高山ツアー」がスタート
(お客さまの気分を盛り上げるガイドを心がけます。) -
最初の休憩
道中目的地の説明をしながら向かい
途中の道の駅でトイレ休憩 -
高山に到着
飛騨高山の古い町並みを散策
(お客様が自由行動をされている間、バスガイドはバス待機をするか、勉強のために散策をします。) -
ホテルへ向けて出発
短時間でも市内の車窓案内をします。
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ホテル到着~昼食
お客様にゆっくりと昼食をとっていただきます。
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飛騨高山まつりの森へ向け出発
約20分ほどで飛騨高山まつりの森に到着。
お客様は高山祭の美しい祭屋台を見学。
バスガイドはバスで待機します。 -
ホテル送迎
お客様をホテルまで送迎します。
その後バスガイドはバスと共に松本へ帰ります。 -
本社帰着
バス内の清掃や翌日の準備をします。
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退勤
翌日はお客様の宿泊先へお迎えに、その後松本駅まで送迎します。
Profile プロフィール
バスガイド
M・S
県内出身。就活時はバスガイドについてよく知らなかったが、長い時間をお客様と過ごし、旅行をより楽しい時間にする仕事に魅力を感じた。旅行先が遠くなるほどガイドの難易度が上がっていくので、今後は県外の修学旅行にも添乗(てんじょう:バスガイドとして乗ること)できるように経験を積んでいきたいと考えている。

