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スタッフインタビュー詳細

「楽しく」仕事をすることがやりがいにつながる

地域冷暖房施設の運転管理/副所長

高橋さん

スタッフの経歴
入社:2018年9月
雇用形態:正社員(入社時雇用形態:契約社員)
所属:有明南地冷事業所
前々職:地域冷暖房施設の運転管理
休日の過ごし方:ジョギングや軽い筋トレ

当社へ入社を決めた理由

元々地域冷暖房の運転管理の仕事が好きだったのですが、前職では運転管理の部署から違う業務の部署に異動になってしまい、もう一度運転管理の仕事をしたいと思い転職活動を始め、当社の求人と出会いました。雇用形態が契約社員ということで正直悩みましたし、家族からも心配されました。他社からの内定(正社員採用)をお断りして当社への入社を決めたのは、親会社が三井物産である安定性と正社員採用と遜色ない雇用条件、更に管理物件数の多さからお客様から信頼を勝ち得ている会社だと確信したからです。

地域冷暖房運転管理の仕事とは

熱供給事業をされているオーナー様のプラントに常駐して15名の運転員でシフトを組み、24時間365日、運転管理と監視・点検を行う仕事です。冷凍機、ボイラーを稼働させて冷水・温水・蒸気を製造し、地域のビルや施設に冷暖房・給湯用の熱供給を行っています。
過去のデータに基づき、それぞれの時期にいつまでにどのくらい製造すればいいか指標が示されているので、その指標に基づいて計画的に製造しています。
これから地冷で働きたいと思われている方は、ご入社後にまず設備全般について覚えることからスタートするのが良いと思います。それぞれの機器に運転中の数値を示す計器があり、熱量、流量、圧力、温度を表示していますので、どれが何を示しているか覚えるところから始めれば貴方も運転管理の仲間入りです。

私の場合は、この仕事が好きなので専門書やトラブル事例の書籍を購入するなど常に運転管理業務について勉強をしています。長年運転管理業務に携わっていますが、すべてのことを経験できるわけではないので、そこは技術的な文書で補おうと考えています。周りの人から一人前と認められるには、まずはボイラー技士や冷凍機械責任者などの資格を取得することからスタートして、プラスアルファで専門書や先輩方々から知識を吸収し業務に活かして行くことが早道かと思います。

仕事や職場の魅力について

運転管理の仕事の面白さは、冷房と暖房がどういう仕組みで供給されてるのか知り、今までの運転管理で蓄積されたデータを読み計算をして、自分が考えた目標値に近づけるため思考錯誤することでしょうか。DCSといわれている中央監視装置があるんですが、それぞれの機器が問題なく稼働しているか見ているだけだとつまらないと思います。
こうしたら運転効率があがるんじゃないか、製造単価が下がるんじゃないかと仮説をたて実施してみる、だめだったら次の条件、温度設定や流量をかえてみて、これはうまくいった、これはそれほどでもなかったと確認しながらPDCAを回して、過去のデータを超えてゆくことがやりがいですね。

所長は話をしやすく風通しのよい職場環境ですので、うまくいったことはメンバーみんなで共有しあっています。

休暇はしっかり取得できます。時間のコントロールはしやすいのでプライベートも大事にメリハリをつけて仕事ができる環境です。休みの日は家でゆっくり過ごすことが多いですが、自宅近くでジョギングや筋トレをしたりしています。

今後めざしていきたいこと

現在は先人が残した過去実績などを目安に運転内容や台数を決定し運用していますが、地域冷暖房の運転でもAIの導入が本格的に始まることが囁かれています。今後は来るべきタイミングで導入されるAIの運用方法を考えるのが我々の仕事だと思っています。AIとの協同作業というか、共存ですね。オーナー様や、メーカーさんなど開発側と共同で勉強会などを開き、新たな運転管理に対応していければと思います。

応募を検討されている方へ

私自身は理系で物理や化学が好きでしたし、地域冷暖房運転管理の仕事を始める前も冷凍機やボイラー運転の仕事をしていたので馴染みやすかったのですが、新しいことを覚える知識欲や興味・好奇心をもって業務にあたっていただける方であれば実務経験がなくとも問題ないと思います。
だいそれたものでなくていいので、自分が覚えた仕事を簡単なマニュアルや業務一覧などに纏め直すことで理解も深まり仕事がやりやすくなると思いますので、そういった意識ももっていただけると慣れるのも早いと思います。

地域冷暖房(熱供給)システムはCO2排出削減・ヒートアイランド現象などの環境問題へ対応でき、清掃廃熱蒸気の利用などにより省エネルギーを推進することができます。24時間365日、エネルギーの安定供給を続けることで施設を利用するたくさんの方の快適を支える仕事です。誇りと責任感を持って一緒に頑張っていきましょう。

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